中古パソコン・PCを新品のPC並の性能に近づけるには

前の利用者に大事に使われていた中古パソコン・PCは、古い世代のものでも状態はいいです。しかし、新品のパソコンと比べると足りない部分というのがいくつかあります。ですが、パーツを付け替えたり、あるいは新しく足したりすることで新品のパソコンに近い性能に上げることも不可能ではありません。では、中古パソコン・PCのどのようなパーツを交換、あるいは付け足せばいいのでしょうか。まず、ハードディスクです。基本的に古いパソコンに付いているハードディスクほど容量が少なく、読み書きのスピードが遅いです。なので、ハードディスクを交換すると使い勝手が向上します。元のハードディスクを活かしたいという場合は、外付けのハードディスクを購入して接続してもいいでしょう。それでもデータを保存出来る容量が増えますし、また、ハードディスクが複数台になることでバックアップも取りやすくなります。もし、新品のパソコン並みに起動速度を上げたいという場合は、元のハードディスクをSSDと交換することがおすすめです。パソコンの起動速度を決めるのはCPUだけではなく、ハードディスクの読み書きのスピードも重要です。たとえば、データの読み書きの速いハードディスクを使えば、それだけでOSの起動速度はだいぶ速くなります。SSDはハードディスクより速くデータの読み書きが出来るので、中古パソコン・PCに付いている旧世代のハードディスクと交換すればOSの起動速度はかなり上がると考えていいでしょう。ただ、SSDの容量は同じ値段で買えるハードディスクと比べると少ないので、保存するデータが多い場合は外付けのハードディスクを買って、OSの起動ディスクとしてSSD、データの保存ディスクとして外付けハードディスクという風に分けるといいでしょう。その場合、どれぐらいの容量のSSDを購入すればいいのかというと、64ギガバイト以上、出来れば128ギガバイト以上のものであれば余裕を持って使えます。そして、購入する予定の中古パソコン・PCに搭載されているメモリが1ギガバイト以下であれば、メモリを追加するといいでしょう。古いパソコンの場合、1ギガバイト以下のメモリで動いているものが少なくなく、最新のOSで利用するとメモリの空きがわずかで、ソフトを起動すると動作が低下してしまうということがあります。OS起動時に空きメモリがどれぐらいあるのかというのは、タスクマネージャーなどで見ることが可能です。