中古パソコン・PC店に買取依頼をする際の注意事項

中古パソコン・PCを高価買取してもらうにはいくつかのポイントがあります。このポイントを守るだけで本来であれば値段がつかずに買い取ってもらえないようなものにも値段がついたり、買取価格が数万円アップしたりすることもあります。特にむずかしいことはありませんので、覚えておいて損はありません。まず、買取に出す前にはパソコン本体や付属品、コード類の汚れは徹底してきれいにしておきましょう。必要があれば専用のクリーナー等を使うと良いでしょう。意外と見落としがちなのがコード類の汚れで、コンセントの根元に埃が溜まっていたりすると印象が悪くなります。目に見える汚れは徹底して落としましょう。次に、長期間使用していないパソコンであれば必ず動作確認をしておきましょう。もちろんお店でも確認はしますが、はっきりしている問題点があれば事前に伝えておくのが礼儀です。モニターのドット抜け等も確認しておきます。なお、リカバリーは必ずしておきましょう。リカバリーがされているかどうかは査定に確実に影響します。何等かの理由で出来ない場合を除いては必ずリカバリーをして下さい。また、付属品は1つ残らず確実に揃えておきます。どの付属品がついてきたのか覚えていない場合は説明書を見ればわかるはずです。説明書がない場合はメーカーのサイトで型番検索をすれば説明書をダウンロード出来ることが多いです。もちろん説明書の有無も査定に影響しますので確実につけるようにします。ないと確実に買取金額が大幅に落ちるのが、リカバリーディスクとoffice系のソフトのCDやDVD、インストールに必要なプロダクトIDです。OSを後からインストールしたのであればこちらもCDやプロダクトIDが必要です。リカバリーディスクがなければお店も中古で買う人もリカバリーが出来ませんので、OSを上書きすることになります。また、買う方にしてみればoffice系のソフトはないよりもあった方がいいため、お店もそれだけ高い値段で売ることが出来ます。つまりあった方が買取価格は高くなるわけです。最後に非常に大事なのが元箱です。これはパソコンを新品で買った時に入っていた箱のことです。パソコンをセッティングしたら捨ててしまうという人も多いようですが、中古パソコン・PC店にパソコンの買取をお願いする場合に元箱の有無は査定価格に大きな影響を及ぼします。お店にもよりますが、それだけで査定評価が4分の1程度は落ちます。元箱で4分の1、説明書なしで4分の1、これで上限価格の半分にまで落ちてしまいます。つまり中古パソコン・PC店に使用済みパソコンを売りに出す場合、高く買い取って欲しければその商品を新品で購入した時点からそのつもりでいないとダメだ、ということです。