高齢者にプレゼントするなら中古パソコン・PCかタブレットか

インターネットに興味はあるが携帯電話でメールするぐらいしか活用していないという両親にネット端末をプレゼントするという人は少なくありません。最近はパソコンではなく、タブレットをプレゼントする人もいます。では、どちらの方がいいのでしょうか。まず、パソコンとタブレットは操作性などの特徴が大きく違います。パソコンの場合、キーボードとマウスを利用して操作しますが、タブレットの場合、文字を入力するには画面に表示されるバーチャルキーボードをタッチするということになり、ボタンなどをクリックするためには画面をタップするということになります。高齢者の場合、キーボードとマウスをうまく使いこなせないという人もいるので、そういう人であれば、タップで操作が出来るタブレットの方が使いやすいということになるでしょう。ただパソコンの場合、用意するモニターにもよりますが、一般的にはタブレットよりも大画面で操作をすることが出来るので、画面の見やすさという点ではパソコンの方がいいでしょう。では、値段の面ではどうでしょうか。パソコンは高いというイメージがありますが、中古パソコン・PCであれば比較的安く購入することが出来ます。使用目的がブラウザでサイトを見ることと、メールをチェックするぐらいであれば、インストールされているOSが二世代ぐらい前の中古パソコン・PCで性能的には充分です。また、購入してからいろいろとやりたいことが出てきた場合でも、パソコンの場合、拡張性が高いのでUSBで周辺機器を接続することによって簡単に出来るようになります。タブレットの場合、新品であってもパソコンよりも安い場合があり、中古だと更に安くなるので、値段の面では購入しやすいと言えます。ただ、性能的にまだ成熟していないので、一年前の機種と現在の機種ではスペックがまったく違うということがあります。なので、買い時が非常に難しいです。また、インターネットに接続してサイトを見る以外のことをやりたいという場合、アプリだけに依存することになるので、アプリで出来ないことは無理ということになってしまいます。上記のようなことから、使用目的がネット接続だけではなく、コンピューターで出来ることをいろいろ試してみたいという場合、そして、キーボードやマウスの使用は勉強すれば出来そうで、モニターが大きい方が使いやすいと考えているという人であれば、中古パソコン・PCをプレゼントした方がいいでしょう。